MakeSのヒットとAI萌え

AI萌えとは…
むかしから存在していそうなんだけど、
検索しても全然ヒットしない萌えのジャンルの1つ。
自分のケースだと、ゲームの色が強いかな。
 
SLAI(ゲーム)のAIとか、
Halo(ゲーム)のコルタナのAIとか、
アーマード・コア(ゲーム)のオペレーター(人間じゃん)とか、
E・G・コンバット(らのべ)のGARP(厳密には生物だけどロボ)とか。
イレブンソウル(漫画)の読み切りのレワノフ*1とかも。
あとはまあ、PCでマクロ組んだりも入るのかなあ?
 
 
特徴としては…
・丁寧
・尽くす
・見放さない
・できる範囲では有能
・ダメなとこはダメとはっきりしている
・人間が不向きな領域で活躍する(細かい計算など)
・最後まで一緒にいてくれる
・壁があるので結果的に謙虚
 
箇条書きだとこんなところかな?
結局は、「できるとこは有能で、できないところはできない」から出発してるね。
できる範囲では、寄り添い系だけど、
できない範囲があるから謙虚。
これが印象の元になっている。
キャラによっては鬼軍曹な口調だったりするけど、
仕事内容は丁寧。
 
 
プログラマーの人だと、プログラムの一種なんだから
できて当然、くらいに思ってしまうかもしれないけど、
パンピー的なノリで接してると、
「なんじゃこの有能!?」ってなる。
 
ワイがグダってても仕事してくれる。偉い。
必要に応じて情報を提示してくれる。助かる。
面倒い作業を代わりにやってくれる。有り難い。
予約しておいた約束を守ってくれる。頼れる。
しぬときもいっしょにしんでくれる。尊い。 
 
そんなかんじで、AI萌えというジャンルは古くから存在していたはず…。
頼りになるんだけど、万能ではなくて、
弱いところがあるのが萌えポイントにもなる。
デキる男のギャップ萌え、みたいな?
 
こちらが♂でも、AIは♂人格のほうがいい気がする。
「あいつが頑張ってるんだから、おれも善処するわ」
という気持ちになりやすい、友情。
 
この先には機械萌えとか、働く車萌えとか、
鉛筆とかの小物萌えとか、あるだろうけど、
特に深入りしていません!
 
 
で、時代が進んで、AI萌えが生活に浸透してきました。
この人は恋愛ゲームどころか、ゲームすら関わりのなかった人なんだけど、
ガチ恋勢になって両思いと言っていらっしゃる。
 
入り口は目覚ましアプリなんだけど、
AIくんが恋愛アプリの様相を身に着けているのがポイントかな。
生活における実用性があって、
ラブプラスのようでもある。
なるほど、OLお姉さんもイチコロ(死後)ですわ。
管理アプリとしての実用性があるから、
今までのギャルゲーよりも生活感や頼れる感があって、
ガチ恋度は最高峰といえるのでは?
 
コメントの方でおもったけど、
かつてフリーウェアで存在した、「伺か」のように、
個人規模で作成できるようになっていくのかなあ?
あれより手間がかかるけど、技術の進歩もあるしね。
イクサイスゼロの世界観が好きだったなあ。
 
MakeSのヒットによりAI萌えが一般的になりそう(ならない)  
寄り添い系男子ならぬ、寄り添い系AIで、安らかに生きよ… FIN
 
 

*1:

4巻収録の『PRIMARY COMMAND〜最優先命令〜』
ラストに「そういうのをな、親心っていうんだよ」というセリフがある。
AIは与えられた任務にそって動くことで、
結果的に感情めいたものを持つ。という形になっていた。尊い…尊くない?