シンカリオン 11話感想 磨け!!研究所の老メカニック

シンカリオン 11話 
磨け!! 研究所の老メカニック
 
整備員にダメ出しされまくる運転士3人。
せっかく掃除手伝いしたのに…。
 
敵サイドは逆に、
清掃員に(スーツアクターと思われていて)
いつもご苦労さまと労られるという対比。

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最初から汚さなければいいというゲンブの発想。
ホコリもでない世界だったのか?
 

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OPがE3つばさになってる。
新機体がでる度に反映してたの!?
地味だけど手間かかってるね。
丁寧なアニメ、シンカリオン
「新しい自分を」で差し替えてるのは、
偶然だろうけど強み。噛み合ってる。

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大人サイドの会話相手が本庄さんになってる。
今までだったらフタバになりそうだけど、
ポジションが定まってきたから、他キャラの露出を増やす気かな?
爺さんの名前はキントキ。ベテランの鉄道整備員。
色々知ってそうだからきいてみようというハヤトと渋る2人。
 
爺さん曰く、イチイチみてないから細かいことはしらんけど、
機械を見てるから間接的に大まかにはわかるという。
ここにある1つ1つ磨いてみるという、典型的な修行回に。
 
 
敵さんサイドで人間(社会)の動向に疑問を投げかける。
ゲンブさんがイチイチ考える人してるのが面白い。
人文科学担当で合ってそう。
ゴミの定義は何か?取捨選択によって成長したのか?
 
これに対して、主人公サイドで、
・どう使われたかと知ることで、機械も使った人のこともわかる。
・パーツを意識すれば、細かい領域に気がいくようになり、
 小さい積み重ねで細やかな動作が可能になる(かなり意訳)
・廃品はゴミにあらず。他人にとってゴミでもまた別の人にはゴミじゃない。
・ツボを押さえれば長く動くし、間違って扱うとすぐダメになる。
 
「我々と違い ヒトは物に執着し」
「所持する 保存するという習性がある」
 略
「わからないから考えている」
「彼らは ゴミを出さないことに科学を使わない」
「その代わり その技術で掃除する機械をつくり出す」
 
「どこまでがゴミでどこまでがゴミじゃないのか」
「ゴミが捨てるものであるならば」
「今までヒトが発展するたびに捨ててきたものや
「かつての生物としての能力それらもゴミなのか?
「ヒトとは 物事を捨てることで地上に君臨し」
「そして シンカリオンつくり上げたのか?」
 
 
「使ったものがどう使われたかを知ることで」
「その機械のことも 使った人間のこともわかるってもんだ
「こうやってパーツに愛情を持てれば」
「傷つけないことを意識できる」
「そうすればシンカリオンも もっと大事に扱えるようになるってもんだ
「そっか! じゃあもっと丁寧に磨かなきゃ
 
「素人にはゴミ同然かもしれねえが…」
「この部品は まだ生きてる」
「いいか坊主 廃品はゴミじゃねえ」
「他人がゴミと思っても」
「誰かにとってはゴミじゃねえってことが世の中 多々あるんだ
「機械は 人間と同じ
「ちゃんとツボを押さえてやればいつまでも働くし
「間違って扱えばすぐ止まりもするぞ
 
カンじゃなくて経験のが良かったかなぁ。
年の功っぽいのは経験の方だし。
 
 
変形後のドリルの回転、
整備という観点からみると、
動作チェックも含んでるんだろうなぁ。
と実感できた(konami
 
コードネーム プログレスクリーナー 全長30m
 
地味にアキタとツラヌキの息が合いすぎやんけ!
会話も同じ方向(敵の攻撃を待つ必要はない&先手必勝)を向いているし、
射撃→煙幕→近接でシナジー(連携が取れていること)がある。
 
手当たり次第吸い込む迎撃タイプの敵。
「オレたちはゴミじゃねえぞ!」
「ううん アキタとツラヌキはゴミなのかもしれない」
CM
「あのプログレスクリーナーにとってはってことだよ」
 
誰にとってゴミなのか?という認識の差異の話。
この前(7話でのアキタとツラヌキの揉め回)でも言ったけど、
戦闘だと認識の仕方っていうのがやっぱり大事だなあ。
表現しやすいとも言うのかな?
オレはFEZっていう50vs50ゲームでの上位プレーヤーの1人だから特にそう思う。
ついでにLOLという世界的ゲームのダイヤモンド(上位1%)です(スキあらば自分語り)
持っている情報は同じでも、見方によって意味合いが変わる。
活かすも殺すもその人次第。馬に念仏、ニュートンにリンゴ。
 
 
速杉家あるある……
「ゴミを散らかすとお父さんごと掃除しようとするうちのお母さんと」
「それを見てる 俺と妹みたいだって」
 これギャグ要素のために無理矢理いれてないか(笑)
お父さんごと掃除とか発想がないでしょ。あるのか?
大人である出水に解説をさせたかったか、
ハヤトが頭良くなりすぎるのでセーブをかけた、かな…。

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「2つの異なる物質をまぜ合わせると それぞれの強度が増す」
合金の理屈?
グランクロスはただのビーム砲じゃないから、微量な粒子とくっつくらしい?
砕かれてゴミになったシャリンドリルを活用しよう→
→「そうか! 他人がゴミと思っても 誰かにとってはゴミじゃない」
 
「シャリンドリルはゴミじゃねえ!」の意味合いが流れと違うから、
こんがらがりそう。
微妙に無理矢理いれてるんだけど、インパクト的に有効なんだろうね。
『もはやゴミだけど使いみちがある』っていう発想の戦い方であって、
『ツラヌキにとってシャリンドリルはゴミじゃねえ!』は別の話や…。
 
 
カンと言っていた爺さんがちゃんと理屈で語ったのは偉い。
理屈で考えた結果、とにかく撃てというのも面白い。
一見なんも考えてないけど、ちゃんと考えているという状態。
"戦法そのもの"が、今回の「誰かにとってはゴミではない」と噛み合っている。
とにかく射撃という、アキタが先程失敗した、
つまりゴミみたいな戦法でも、適切に扱えば有効であるということ。
 
 
唐突に出現する前回のニンジャ。
遠距離射出タイプで、ワンパン高火力。
回転のチカラがかかっているから、今回は特に相性がいいのかな?
 
「助けてくれてありがとう!」
「礼を言うのはこっちだ」
「この老いぼれ自身 ゴミなんかにはならねえって実感できたからな」
あと、がれきは男のロマンらしい。
 
 
「人間は 今までのものを捨ててきたのではなく選んで歩んできたようだ」
というゲンブでゴミ話を〆。
シンカリオンサイドは「ゴミはゴミでない。ゴミは使いよう」(意訳)
バチガミ(敵)サイドだと要は「取捨選択」(意訳)ってなってるね。
 
微妙に噛み合ってないと言えるし、
両方を総合的に見ればちょうど良いとも言える。
 
でも、今回の戦闘をみて「取捨選択」のままってのはなんだかなあ。
この認識の差が今後に響いてくるのかな?
 
 
次回予告。
N700Aのぞみ…これ、ハヤトくんの新機体?
今回「モノを大事に」な内容をやったのは、
ハヤトの新機体によってお役御免になりがちなE5のため?
すごく考えて作ってあるな。

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って今回の脚本の人、wikiをみると下山健人という人で、温泉回と同じじゃん。
というか、7話と10話が山下憲一という人なだけで、
それ以外は全て下山健人。
ついでにシリーズ構成も下山健人。
温泉回で出水がフタバさんに仕事を押し付けていたのが
謎だったけど、単純にリアルスタッフ休憩回だったのかな。
実はあの温泉回の杜撰さ、意味があるのか?
 
 
脚本家調べをそのうちすることになりそうだなぁ。
オタクみたいだなあ……今更なにいってんだ?
いやアニオタではなかったから…(震え声)
 

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(昔のポケモンみたいな戦闘画面)
 
ニコニコまとめを読んでいた。訴訟。
 
あとすんごい話かわるけど、「ゴミはゴミでない」って、
完全に5DSの遊星じゃん。
5DS……また私の前に現れるのか(MMRキバヤシ的なノリで)