ハンターハンター 382 覚醒 感想

ハンターハンター 382 覚醒


慣れさせることで警戒を解く
”バァアアアン”
パッと見た時、銃声かと思ったわ。
実際は撃ってない。
ドォオオンだったら勘違いしなかったな…。

ホイいわく、対応力が最も重要なプロセスらしい。
あくまで継承戦上だけど。

できぬ、じゃなくて”断る!"ということで、
”出来ることはない”から一転して主導権をもっていった感じがある。
その流れで"人に頼むな!!"からの
”口先だけの偽善程醜悪なものは無いホイな…?”
は、発奮目的の煽り。そのまんまか。


狼狽え→でもやるぞ俺は→それを実行する手と銃
と、小さめに3コマ使ってる。
マンガだと小さく書くことで、
テンポの邪魔にならずに段階を表現できるのが強み。

ホイも念獣っぽい。
念獣は発現している場合、銃弾くらい止めれるっこと?
ツェリの念獣がゴッキーを処理したのも、わりと標準の機能だったのかな。
間合いが違いすぎるだけで。


ロッコ問題は詭弁入ってる気がするなあ。
ゴンのハンター試験の2択破りを描いたマンガだからね。
とはいえ説得力をもって一発で追い払った。

”「誰が」レバーを引くか”ってのは、
シンプルにどの王子が残るか、という意味と、
実行者は誰か?っていうことかな。
人を使う立場の人だから、誰かがやらなくてはならない物事を、
判断と実行でわけて、実感責任を分散させるという意味。
継承戦は王子が直接戦うんじゃなくて、
臣下にやらせるのが基本だから、
パッと見た時は後者の意味の方が強く感じた。


遊戯王カルドセプトー  
ここでその名前がでるとは思わなかった…
”能力を入手せよ”ってあるから、カード化して捕獲する能力なんかね…?

見て取れそうな制限だと、
・相手の念を見てから出さなくてはならない
・予想によって出す手札が変わり、合っているとガードできる。
くらい。
”カード化…すら…!”っていう言い回しが気になる。
”すら”なら最低限でカード化に見える。

ひょっとすると、相手を傷つけれないかわりに、
自分も傷つかない、とかいう能力がまず発動するハズなのかな?
(そのおかげで、相手の攻撃を一時的にカード化してガードできる)
その上でお互いが納得した勝負とかをして、
勝った方がアンティークルールで能力を奪う、とか。

カルドセプト要素はないです。
ちなワイはカルドセプトサーガ360後期修正版のストーリーはクリアしました(隙自語)


ハルケンブルグの能力、攻撃全振り。
これ以外もあるのかな?
今回のは攻撃だから、意志力がかなり必要。
ついでに理屈で補正してあるから、
威力が高くなって、リスクも高い。

臣下は死亡するけど、意思を乗り移らせているなら、何発も打てる?
撃ったあとに念が切れてるけど、この隙を突かれたらしぬんかな。
”武力とは 死をも覚悟して使用するもの”
ってあるし、臣下ガードができなくてもおかしくないような。
性格的に臣下しかリスクがないとは思えん。

標的の意思を消すんじゃなくて、”奪う”ってあるから、
ハルケンブルグが死亡したりしてコントロール下から外れたら、意識が戻ったりするのかな?
死後強くなる念とかで、乗り移った配下の意識のままとかありえそう。
話の都合としては、第一王子の星を継ぐものがあるから、
亡くなってる方が楽だし、シンプルに死亡かな。

ところでこの乗り移り遊戯王さん、単独で活動できるのかな?
できたら強いっていうか、マンガ遊戯王でいうところの、
「もう1人のボク!」に乗っ取られてるみたいで草ァ。

【悲報】能力”遊戯王”の人、遊戯王(もう1人のボク!)される


棒立ちクラピカさん
"無力感は己の念に悪影響しか与えない…!!"
無力は無力だし、その領域でやることはないけど、無力感に捕われるなと。
みんなの反応の代表としてクラピカの独白。
意識高い発言が多い回やなあ。


デブ王子さん…晩餐会前に無事、死亡w
母親が念知っていたんじゃなかったっけ?
休載のせいでおぼろげ。
前回でアッサリ死ぬんやろうなと思ったけど、
マジで何もおこらず退場とは…。

 

今回は全体的にみてもかなりうまい回なんじゃないか?
地味っちゃ地味だけど。


右上に衝撃的シーン ”直接ね” "ゴゴゴ" ”念獣たそ” ”必勝”
左下に引きのシーン ”さよなら父さん” ”ドン” ”第9王子の能力” ”晩餐会開始”

ガチ勢は見開きページの絵画とかサイズの差とかで考察するのかな。
パス。


テンポ早いし、密度あったし、
コマ構成うまいし、絵もうまいし、
意識高い発言を自然にいれてるし、
冨樫天才だな