シンカリオン5話 感想・考察

説明するハヤトくん

本人は事情を知っているから、聞き流せずに、
勝手にビームライフル競技のことまで説明してしまう。
それに対して、「よけいなことを言うな!」と反応するアキタ。
 
これ難しいところだよなぁ。
今回はアキタが神経質ってことでいいと思うけど、
人のことを第三者に使える場合、どこまで話してよいのか、
というコミュニケーションの問題をはらんでいる
本人の夢のことに関係するから、
プライベートゾーンになっていて、
「よけいなこと言うな!」に繋がったのだと思われる。
なぜ初めたのか?という理由まで問われると
(推定)爺さんの話になったりと、
アキタからすると面倒くさいというのもありそう。
 

「名前に秋田って、どれだけ地元愛があるのよ」

下手すると既に故人?のアキタの両親の思いと、
アキタ自身の夢のせいで秋田にいられない、
という対比な構成になっている。
アキタは秋田がキライなわけではない。
地元を出るけど、地元愛がないわけではない。
こういう部分を書いていくのかな?
 

好奇心のアズサ

ユーチューバー上田アズサが、
ビームライフル競技についてハート目にして質問。
この子って、いまのところ、
一見ウザそうだけど、(ジッサイウザい)
純粋な好奇心と、せっかく時間をかけるので、撮影しよ。
ついでに、人が楽しめるように構成を整えておこ。
っていうノリなんだよね。
 
配信者であるユーチューバーは、
好奇心がネタになるから、
何事にも向かっていく精神性になれる、
っていうのを表しているキャラなのかも。
シンカリオン関係で、ハヤトくんに何度か逃げられてるけど、
屈していないメンタリティも、ここに関係していそう。
 
ハート目はアキタくんへっていうよりも、
マイナー競技な上に、
ちょっと未来的でかっこいい、
ビームライフル競技への食いつきがメインだと思われ。
 

「ワタクシ完全に一般人になりすましているので問題ございませーん」

これは、ロボットは人間じゃないから、
認識の差があるということですね。
 
外国人の区別がし辛かったりするのと同じように、
距離感があると、微妙な違いを認識できなかったりする。
そういうことを、変装のシャショットは表現していると。
 
服きて、カツラ被ってるから、ニテルネー   宇宙人かな?   
新幹線オタクなアニメだし、
「一般人は新幹線の違いなんかわかんねーよ…!」というと、わかりやすいかな?
 

能動的な姿勢をもつアキタ

「話は読めた (キラーン)」
「その3人目候補をハヤトと接点を持たせれば説得できる」
「俺のときと同じようにな」
「理解が早くて助かるよ。」
「で、どんなやつなんだ?」
 これ、実戦型スナイパーは、
周辺の情報からスナイプ計画を組み立てたりすることから、
頭が回るキャラにしてるのかなぁ。
他のキャラもヲタクだから頭良くて当然だけど、
戦闘時の頭脳に一番適しているのはスナイパー。
 
地味に、アキタ自身が狙いに気づいたことで、
アキタの乗り気がグッと上がっている気がする。
(どんなやつなんだ?という質問があるから)
単純に説明されるよりも、周辺情報から推測するという、
能動的な姿勢をもったことで、
主体性を得られて乗り気になった、といえそう。
 

乗り心地を褒めるツラヌキ

「乗り午後地がよすぎるってのも考えものだな」
自分の落ち度として受け止めるのではなく、
ポジティブ姿勢で乗り心地を褒めるというスタイル。
同じことでも見方が違えば、
ストレスも少なくなり、他者の印象も変わるということ。
 

「東京には変なのがいるんだな」   

これも上に書いた認識のズレの一種。
最初から違いがあることを前提にしているから、
受け入れやすくなっている。
 

「マニアじゃねえ…金沢の土木王だ」

渓谷の地理でもなく、
江戸城の城でもなく、
土木王(自称)
だったツラヌキくん。
メインは土木だけど、知識の関連でジャンルが広がっていく、
っていうことですね。
一芸は万芸に通ず。
 

惰性の日常を印象的な非日常に

山手線オタクトーク
山手線はポピュラーで、もはや日常な鉄道だけど、
歴史や経緯を視野にいれてみることで、
目をキラキラさせれるほど面白い、
アトラクションになるわけです。
惰性の日常が印象的な非日常に。
これがオタク(知識)のチカラです。
 

結果的に日本アゲをする2人

現実にあるものをみて、
なぜこれがあるのか?なぜこうなったか?から始まり、
土台や意図、それに掛かった手間暇に思いを巡らすことで、
歴史的な視点で、現実に厚みをもたせることができる。
土木は規模的に国営事業なので、
日本すげーや!になるわけ。
 
つまり土木マニアは愛国者になりがち…?
新幹線だと地理としての国より、技術にフォーカスするのかな。
 
しかし土木マニアってことは、
重機も間合いなんだろうか? 
 

「出動か!」

一番目に反応するノリノリアキタくん
今回あんまり出番がなかったから、ていう製作サイドの都合もあるだろうけど、
トークに参加はできないけど、やる気自体はあったから、だと思う。
だから自分が対応できる内容に飛びついたと。
 

「汽車と戦うなんて…」

「戦うんじゃない 取り戻すんだ」
表面的には汽車と戦ってるんだけど、
背景や意図を意識することで、見方が変わって、
躊躇することも、肯定的に捉えれるようになる。
上で書いた、「歴史的な視点で、現実に厚み」というのも掛かってきますね。
 
 

「突貫工事だ!」

急いで取り組むぞ!という意味合いかな?
突貫じたいはもともと悪い意味じゃないんだけど、
突貫工事は出来上がった品質の問題で、
マイナスな印象になりがち。
プラスの意味合いもあるということを広げることになりそう。
 
 
 
「任務以外でアヤトくんをお借りして申し訳ない」
相変わらず丁寧な大人
ここへん書きたかったけど、
今TVみれないからそのうち追記するかも。